【双極性障害・躁鬱】 “あの時が一番つらかった”──躁・うつの当事者177人が語る深層の叫び

"あの時が一番辛かった"
躁・鬱の当事者
177人が語る深層の叫び
運営者紹介
今回も記事を読んでくださりありがとうございます!
私たち『躁うつ塾』は双極性障害の方を中心に様々なサービスを提供しています。
- 双極性障害の方の「自分の心の声を伝える」をテーマに、自分のことを説明し周りの理解を得るための自己理解ワーク『支援者マニュアル』のサービス提供
- 双極性障害の方を中心にアンケートや体験談を回収し記事を執筆
- 双極性障害を広めるためのSNS活動(主にInstagram、TikTok)
記事の内容について
質問内容:躁状態・うつ状態において最も辛い瞬間を教えてください。
アンケート回答数:177件
データの解答の傾向や、回答数、解答内容に応じた傾向まとめ
自由記述式のアンケート「躁状態・うつ状態において最も辛い瞬間を教えてください」には、実にさまざまな経験が集まりました。中でも最も多かったのは「希死念慮・死にたさ」に関する回答であり、これは双極性障害における深刻なリスクのひとつとして知られています。「死にたいと思ってしまう」「生きていたくないと感じる」といった言葉が頻出し、精神的な苦痛が極限に達する場面で多くの方が深い絶望に囚われる傾向があることが見受けられました。
次いで多かったのは「後悔・罪悪感」に関する回答です。躁状態の後に、自身の言動や行動を思い出して自己嫌悪に陥る、周囲への迷惑に対する強い後悔といった記述が目立ちました。特に「自分を責めることが止まらない」「申し訳なさで眠れない」といった語りからは、内省的な苦しさが伝わってきます。
「仕事・対人困難」に関する言及も非常に多く、「働けない自分が情けない」「職場で浮いてしまう」「人間関係を壊してしまう」といった文面が並びました。これは、双極性障害の波によって安定した社会生活が困難になる現実を反映しています。
「被害妄想・不安」も注目すべきカテゴリでした。「人が自分を悪く思っているような気がする」「誰かに監視されている気がする」といった不安定な認知による心理的ストレスが顕著でした。
そのほか、「怒り・攻撃性」「混乱・コントロール不能」「睡眠障害」「孤独感」などの項目も一定数見られましたが、比率としては少数派でした。回答のうち半数以上が分類不能な自由回答となっており、その多くが複合的な症状・状況を語るものであったため、単一のカテゴリには収まらないリアルな葛藤が表現されていました。
このように、本アンケートからは、双極性障害における「内的な苦しみ」「対外的な影響」「心理的葛藤」といった複層的な辛さが可視化されました。特にうつ状態における思考の深まりと孤立感、躁状態における過活動後の自己否定といった反動の波が、多くの回答者に共通する苦痛として浮かび上がっています。
データの学びと活用方法の提案
私たちが今読んでいるのは、177人もの方々が、それぞれの「最も辛かった瞬間」を勇気をもって綴ってくださった声です。一つひとつの言葉には、その時々の心の揺れや、誰にも言えなかった気持ちが詰まっていると感じます。
「死にたいと思ってしまう瞬間」や、「自分の言動に後悔して責め続けてしまう夜」、「社会の中で浮いてしまうような感覚」。こうした声の多さに、心が締めつけられるような気持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。でも、だからこそ、この記事を読んでくださっているあなたに、伝えたいことがあります。
まず一つは、「ひとりじゃない」ということ。似たような苦しさを感じている人たちが、こんなにもいるという事実です。それは決して、あなたの痛みを小さくしたり軽んじるものではなくて、「分かってくれる人がきっとどこかにいる」と思えるきっかけになればと思います。
そしてもう一つ。「言葉にすることの大切さ」。アンケートの多くは、短い文章の中にも強い感情がにじんでいて、それを読む私たちも「想像する」ことで学びを得られる。もしかしたら、ご自身の中でもまだ整理できていない気持ちがあるなら、それを紙に書き出してみるだけでも、少し心が軽くなるかもしれません。
また、躁とうつの波の中で、自分を見失ってしまいそうになるとき。「こういう時、他の人もこうだった」と知っているだけで、少し立ち止まれるようになることがあります。自分だけじゃない。その感覚は、安心感にも、前に進む力にもなるのではないでしょうか。
どんな瞬間も、今ここにいるあなたが向き合ってきた証です。今日を乗り越えたあなたを、まずは自分自身で「よく頑張ったね」と認めてあげてください。
登場した用語の一般的な解説
希死念慮
「死にたい」「消えたい」といった思考は「希死念慮」と呼ばれ、うつ状態にある人によく見られる傾向があると言われています。これが強まると自傷や自殺念慮に繋がる可能性があるため、周囲の理解とサポートが重要だと考えられています。
後悔・罪悪感
躁状態後の振り返りで「なんであんなことをしてしまったのか」という後悔や、過度な自己否定に繋がるケースもあるとされています。双極性障害は状態が変化する疾患であるため、自分を責めすぎず、病気の特性として理解することも一つの手段とされています。
対人・仕事の困難
社会的な適応が難しくなる場面があることはよく知られています。特に気分の波が激しいことで、安定したコミュニケーションや業務継続が困難になる場合があるとも言われています。就労支援や支援機関の活用が助けになることもあります。
睡眠障害
双極性障害では、躁状態で眠れなくなったり、うつ状態で過眠傾向になることがあります。これが日常生活のリズムをさらに乱す原因となることもあるため、睡眠習慣の見直しや医師による対応が望まれることがあります。
被害妄想・不安
特に躁状態が進行した場合などに、過剰な疑念や妄想的な思考になることもあるとされています。これによって対人関係が悪化する可能性もあるため、周囲の理解と医療的介入が有効と言われています。
お知らせ

気分の波がある方におすすめ!
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今後も引き続き双極性障害の方を中心にアンケート・体験談の回収を行なっております。
また、躁うつ塾は、双極性障害を始めとし、精神疾患者向けのサービス構築に励んでまいります。
この記事をご覧になられている方の中に、
①双極性障害の方
②うつ病の方
③診断はされていないが気分の波がある方
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本記事の内容は、医療行為を目的としたものではありません。記載されている情報は、双極性障害を抱える方々のアンケート結果をもとにした個人的な意見・感想・分類の試みであり、医学的な診断・治療の代わりにはなりません。
もし、ご自身や身近な方に似たような悩み・症状がある場合は、必ず専門の医師・医療機関にご相談ください。あなたの健康と安全を最優先に考えていただくことを、心から願っております。
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