【双極性障害・躁鬱】限界のサインは“寝不足”から始まった──精神科に行った双極性障害の人たちのリアルなきっかけ集

限界のサインは
"寝不足"から始まった
精神科に行った
双極性障害の人たちの
リアルなきっかけ集
運営者紹介
今回も記事を読んでくださりありがとうございます!
私たち『躁うつ塾』は双極性障害の方を中心に様々なサービスを提供しています。
- 双極性障害の方の「自分の心の声を伝える」をテーマに、自分のことを説明し周りの理解を得るための自己理解ワーク『支援者マニュアル』のサービス提供
- 双極性障害の方を中心にアンケートや体験談を回収し記事を執筆
- 双極性障害を広めるためのSNS活動(主にInstagram、TikTok)
記事の内容について
質問内容:精神科や心療内科を受診しようと思ったきっかけを教えてください。
アンケート回答数:174件
データの解答の傾向や、回答数、解答内容に応じた傾向まとめ
今回の177件の自由記述型アンケート結果からは、精神科や心療内科を受診する主な動機には、心理的・身体的な苦痛が一定の限界を超えたことによる「限界点突破型」の訴えが多く含まれていました。
もっとも多かったのは「不眠」や「眠れない」という訴えでした。これは双極性障害に限らず、精神疾患一般における初期症状としてもよく知られており、自覚的な苦痛としても非常に強く感じやすいものであると推察されます。
次に多かったのは「うつ」「抑うつ感」「気分の落ち込み」などの感情的な低下です。これに伴い、「死にたい」「自殺したい」といった回答も相応に見られました。特に、具体的な自殺企図やリストカット、過量服薬(OD)といった行動まで踏み込んだ内容も一定数存在し、早期の受診につながったと考えられます。
「職場のストレス」「上司とのトラブル」「人間関係」といった、社会的ストレスを受診動機として挙げている人も多く、双極性障害の症状が悪化した直接要因として社会生活での摩擦が強く関与している可能性がうかがえます。
また、「家族にすすめられた」「友人に連れられて」といったように、第三者の影響によって精神科を受診したという声も目立ちました。これは、自分自身では病気や不調の自覚が難しい場合に、周囲のサポートが重要な役割を果たしていることを示唆しています。
一方で、「幻聴」「幻覚」などの重篤な症状が現れてから受診に至ったケースも確認されました。これらの回答は比較的少数ではあるものの、精神状態の悪化が進んだ状態で初めて医療にアクセスするパターンも一部存在していることを物語っています。
このように、多くの回答からは、「耐えきれないほどの症状」が引き金となり、やむを得ず精神科や心療内科を受診したという状況が共通して見受けられました。受診のきっかけは人によってさまざまですが、共通して「一人ではどうにもならない」と感じた瞬間が、行動の転機となっていることがうかがえます。
データの学びと活用方法の提案
今回のアンケート結果を読んで、もしあなたが今、心の不調を抱えていたとしても、「同じような気持ちを経験している人がたくさんいる」ということを知っていただけたらと思います。孤独に感じることがあっても、決してひとりぼっちではないんです。
「眠れなくなった」「急に涙が止まらなくなった」「仕事に行けなくなった」「何も楽しめなくなった」「死にたくなった」。これらは、実は多くの方が「心療内科や精神科を受診しよう」と思ったきっかけとして挙げていたことなんです。
中でも印象的だったのは、「周囲の人にすすめられて病院に行った」という回答でした。自分では不調に気づいていなかったり、「気のせい」と思って我慢していたりする方でも、家族や友人のひとことが、受診の背中を押してくれることがあるんですね。逆に言えば、あなたの大切な人が同じように苦しんでいる時、そっと声をかけることで、大きな支えになれるかもしれません。
また、「パニック」「幻聴」「感情の起伏が激しい」といった体験も、決して特別なものではなく、多くの方が似たような経験をされていました。その中で「病院に行ってよかった」「薬や治療で少しずつ落ち着いてきた」と答える方も多く見られ、勇気を出して一歩踏み出したことが、回復へのきっかけになっていたように感じられます。
このデータは、私たちにひとつの「気づき」を与えてくれます。心の不調は、決して弱さではありません。むしろ、その変化に気づき、何とかしようとする力こそが、あなたの強さなのだと思います。
そして、いま現在、つらい状況にある方へ。「こんなことで病院に行っていいのかな」と迷う気持ちがあっても、その「こんなこと」が誰かにとってはとても重く感じられるものなのかもしれません。あなたが感じる“違和感”は、きっととても大切なサインです。
このアンケート結果が、少しでもあなたや周囲の方々の助けになれば嬉しいです。そして、必要であれば、どうか遠慮せずに専門家の力を借りてください。医療という選択肢は、苦しみの中にある人にとっての“もうひとつの希望”なのかもしれません。
登場した用語の一般的な解説
1. 不眠(眠れない、寝つけない)
不眠は精神疾患の中でも非常に多く見られる初期症状の一つとされており、特にうつ病や双極性障害では睡眠の質や量に大きな影響が出る傾向があるといわれています。寝つきが悪い「入眠障害」、夜中に目が覚める「中途覚醒」、早朝に目覚める「早朝覚醒」など、さまざまなタイプが存在します。心身のストレス、過活動な思考、体内時計の乱れなどが影響している可能性があります。
2. うつ・抑うつ状態
「気分が沈む」「何をしても楽しくない」「何もする気が起きない」などの抑うつ感は、うつ病および双極性障害の共通症状として知られています。特に双極性障害の場合、抑うつ状態と躁状態の波があることが特徴とされ、うつ状態のときには自己評価が低下し、「生きている意味がない」といった思考に至ることもあると言われています。
3. 自殺願望・希死念慮
「死にたい」と感じる感情は、うつ状態の代表的な症状とされています。これを“希死念慮”と呼ぶこともあり、自殺企図(実際に自傷行為を行うこと)に発展する前に気づくことが重要とされています。本人にとっては日常的な思考に変わってしまうことがあるため、早めの介入が必要と言われています。
4. 感情の起伏・躁状態
双極性障害の大きな特徴である躁状態では、感情が非常に高揚し、過活動や過信がみられる傾向があります。「急にテンションが高くなる」「浪費が増える」「寝なくても元気」などがその例です。一見、元気そうに見えるため、周囲が異常に気づきにくいこともあります。
5. パニック症状
動悸、呼吸困難、発汗、手足の震えなど、突然強い不安感に襲われる症状が「パニック発作」と呼ばれます。これはパニック障害の典型的な症状であり、何度も繰り返すと「外に出るのが怖い」などの広場恐怖を伴うこともあると言われています。
6. 幻覚・幻聴
精神疾患の中には、実際には存在しないものが見える(幻覚)・聞こえる(幻聴)といった症状が現れるものもあります。双極性障害の重度の躁状態やうつ状態でも見られる可能性があるとされています。
7. OD(オーバードーズ)・自傷行為
ODは「薬の過剰摂取」を指す言葉で、処方薬や市販薬を意図的に大量に服用する行為を指します。また、リストカットなどの自傷行為も、苦しみを和らげようとする自己防衛的な側面を持つと解釈されることがあります。こうした行為が見られた場合は、精神的なSOSの表れである可能性が高いと言われています。
8. 第三者の影響(家族・友人のすすめ)
自分で病気の自覚がなくても、周囲の助言や支援が精神科受診のきっかけとなることは多いようです。特に日本では「精神科に行くこと」への抵抗が強いため、親しい人の一言が受診への心理的ハードルを下げるといわれています。
お知らせ

気分の波がある方におすすめ!
豪華5大特典を配布中!
今後も引き続き双極性障害の方を中心にアンケート・体験談の回収を行なっております。
また、躁うつ塾は、双極性障害を始めとし、精神疾患者向けのサービス構築に励んでまいります。
この記事をご覧になられている方の中に、
①双極性障害の方
②うつ病の方
③診断はされていないが気分の波がある方
がいらっしゃれば、下のリンクからご協力いただけますと幸いです。
お礼に豪華5大特典をお渡ししております。
特典の詳細に関しましても、以下のリンクからご確認ください。
記事の内容に関してご関心をお持ちいただいた企業・団体のご担当者様、また取材・執筆・講演・共同企画などのご相談がございましたら、下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。
📩 ご連絡先:
メールアドレス:sou_utsu_juku@gmail.com
Instagram:https://www.instagram.com/sou_utsu_juku/
(※件名に「お仕事のご相談」と明記いただけますと幸いです)
いただいた内容にはできるだけ早くご返信させていただきますが、返信にお時間をいただく場合がございますこと、あらかじめご了承ください。
免責事項・注意事項
本記事の内容は、医療行為を目的としたものではありません。記載されている情報は、双極性障害を抱える方々のアンケート結果をもとにした個人的な意見・感想・分類の試みであり、医学的な診断・治療の代わりにはなりません。
もし、ご自身や身近な方に似たような悩み・症状がある場合は、必ず専門の医師・医療機関にご相談ください。あなたの健康と安全を最優先に考えていただくことを、心から願っております。
掲載されている資料・データ・図表・引用文等は、著作権・利用条件の対象となっており、著者または関係機関の許可なく、二次利用(転載・再配布・商用利用・転載引用など)することは禁止されています。
万が一、当該資料・データを無断で利用・転用・複製等された場合は、利用停止・公開差止等の措置をとる場合がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
ご不明な点がある場合や、使用許可をご希望の際は、必ず事前にご連絡・ご相談ください。


