双極性障害の9割が「孤独を感じる」と答えた理由–その孤独、あなただけじゃない

「孤独を感じる」と答えた

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私たち『躁うつ塾』は双極性障害の方を中心に様々なサービスを提供しています。

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  • 双極性障害の方を中心にアンケートや体験談を回収し記事を執筆
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記事の内容について

質問内容:自分は孤独だと感じることがありますか?

アンケート回答数:174件

データの解答の傾向や、回答数、解答内容に応じた傾向まとめ

このアンケート結果(全174件)は、「自分は孤独だと感じることがありますか?」という問いに対し、4つの選択肢からの回答が集まっています。回答の内訳は次のとおりです:

  • よくある:116件(約66.7%)
  • たまにある:46件(約26.4%)
  • ほとんどない:10件(約5.7%)
  • 全くない:8件(約4.6%)
■「孤独をよく感じる」人が圧倒的多数

まず注目すべきは「よくある」と回答した人が3分の2以上を占めている点です。これは、双極性障害を抱える当事者の多くが、日常的に強い孤独感を感じている可能性があることを示しています。

双極性障害は、うつ状態と躁状態を繰り返す特性から、「自分が人と違う」「理解されない」「気持ちを言葉にできない」と感じやすい傾向があると一般的に言われています。結果的に、精神的な距離や社会的孤立感が生まれやすい状況が背景にあると考えられます。

■「たまにある」との回答も比較的多い

「たまにある」が26.4%で2番目に多く、全体の4人に1人以上が「孤独を時折感じている」と答えています。この回答者層は、常に孤独というわけではないが、不意に訪れる感情に対して無防備である可能性があります。

例えば「周囲に気を遣ってしまう」「信頼関係があっても話しにくい」という状況が背景にあるのかもしれません。

■「ほとんどない」「全くない」と回答した人は極めて少数

孤独を「ほとんどない」「全くない」と感じる人は、わずか18件(約10.3%)でした。この少数派の回答には、周囲との関係性が比較的良好であったり、支援体制が整っていたりすることが推察されます。

ただし、この結果からも分かる通り、「孤独を感じない」と明言できる当事者はごく限られているようです。

■傾向のまとめ

この調査結果から見える大きな傾向としては以下が挙げられます:

  • 圧倒的多数が何らかの形で孤独感を抱えている。
  • 「よくある」層と「たまにある」層を合わせると実に90%超。
  • 精神的なつながりの希薄さや、理解者の不在に対する悩みが日常化している可能性がある。
  • 支援者の存在があっても「言えない」「理解されない」と感じる葛藤が存在している可能性も考えられる。

このような背景から、当事者が孤独感を軽減するには、単なる「話し相手がいる」ことだけでなく、「共感されている」「否定されずに受け入れられている」という安心感のある関係性が重要であることが示唆されています。

データの学びと活用方法の提案

孤独って、すごく個人的な感情ですよね。誰かと一緒にいても、安心できていないと感じてしまうこともある。逆に、一人の時間があっても、気持ちがつながっていると感じられると、あまり寂しくないこともある。このアンケートを読んでいて、改めてそんな「孤独感」の奥深さを感じました。

双極性障害を抱える方の多くが、「よく孤独を感じる」と答えてくれました。その声の裏には、「誰にもわかってもらえない」「支援してくれている人には本音を言えない」という思いが、そっと隠れているように思います。理解してほしい、でも迷惑をかけたくない。そのジレンマに揺れている心が、データの一つひとつから伝わってきました。

■孤独を「なくす」のではなく、「共にいる」ことを目指して

まず、孤独を感じること自体は悪いことではない、という前提を持つことが大切です。大切なのは、「その孤独を抱えている自分を、誰かが理解しようとしてくれている」と感じられること。たとえ完全にわかってもらえなくても、「その感情を認めてもらえた」と感じるだけで、孤独感は少しずつ和らいでいくようです。

支援者の方ができることとしては、「励まさなきゃ」「解決しなきゃ」と思う必要はないんです。ただ「あなたが孤独に感じることがあるのは自然なことだと思うよ」と、寄り添うことが力になります。

そして、何よりも、日常的に「あなたの存在は大切だ」と伝えること。言葉にしてもしなくても、態度や視線、声のトーンなどから伝わることもあります。静かに隣に座っているだけでも、「ひとりじゃない」と思える時間になるかもしれません。

■双極性障害の本人ができることもある

孤独を感じたとき、誰かに伝えるのはとても勇気がいります。でも、「誰かと話したい」「つながりたい」と思ったときにはほんの少しだけ勇気を出してみてください。「今日ちょっと寂しくて」「話を聞いてほしいだけなんだ」と言ってみる。相手がどう受け取るかはわからなくても、その一言が、自分自身を少しだけ癒すきっかけになることがあります。

また、自分の孤独感や気分の変化を「記録」してみることもおすすめです。日記やメモ、スマホのアプリでもかまいません。どんな時に孤独を感じやすいのか、自分なりのパターンを知っておくと、「あ、今はこういう時期だな」と客観視できるようになるかもしれません。

■支援者と本人が「話し合う」ためのきっかけにも

このアンケート結果は、支援者の方々にとっても重要なヒントになります。孤独感を「感じている」と正直に伝えることは、本人にとってはリスクを伴うこと。でも、事前にこういったデータを一緒に読んで、「他の人もこう感じてるんだね」「あなたはどう?」と対話のきっかけにしていただけたら嬉しいです。

あくまで「理解しようとする姿勢」があれば、完全な理解でなくても心は近づける。そう信じています。

■あなたの「そばにいる」が、大きな支えに

孤独を感じている人にとって、「あなたの存在が、私の世界を支えてくれている」と思える瞬間は、ほんの一言や小さなふるまいの中にあります。だから、何か大きなことをしようと気負わなくても大丈夫です。大切なのは、「そばにいてくれる人がいる」と感じられることです。

もしあなたが支援者なら、今日、何か一言「あなたの存在は大切だよ」と伝えてみてください。
もしあなたが双極性障害の当事者なら、「ひとりじゃない」って信じてもらえたらうれしいです。

お知らせ

気分の波がある方におすすめ!
豪華5大特典を配布中!

今後も引き続き双極性障害の方を中心にアンケート・体験談の回収を行なっております。
また、躁うつ塾は、双極性障害を始めとし、精神疾患者向けのサービス構築に励んでまいります。

この記事をご覧になられている方の中に、

①双極性障害の方
②うつ病の方
③診断はされていないが気分の波がある方
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本記事の内容は、医療行為を目的としたものではありません。記載されている情報は、双極性障害を抱える方々のアンケート結果をもとにした個人的な意見・感想・分類の試みであり、医学的な診断・治療の代わりにはなりません。

もし、ご自身や身近な方に似たような悩み・症状がある場合は、必ず専門の医師・医療機関にご相談ください。あなたの健康と安全を最優先に考えていただくことを、心から願っております。

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