【双極性障害・鬱】「あれ、そろそろ来るかも…」177人が語る“うつの前兆”とは?

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記事の内容について

質問内容:うつ状態になる前兆を教えてください。

アンケート回答数:177件

データの解答の傾向や、回答数、解答内容に応じた傾向まとめ

本調査は、双極性障害を抱える177名による「うつ状態になる前兆」に関する自由記述を収集・分析したものである。そこに見られた共通表現や類似語を集約し、主に7つのカテゴリに分類した。

最も多く見られたのは躁状態の後にうつ状態になるというものであった。これは双極性障害の典型的なエピソードサイクルに関連しており、躁状態(気分が高揚し、活動性が増す状態)が終わった反動として、急激にうつ状態に転じることがあると報告されることがある。回答では「躁が切れると落ち込む」「躁が終わると虚無感」といった形で具体的に表現されていた。

次に多かったのは過労・頑張りすぎである。多くの回答で「無理をした後」「働きすぎたあとに落ちる」など、心身のエネルギーを過剰に使った後に反動としてうつ症状が現れる傾向が見られた。これは「気を張っていた期間が終わると、気が抜けてしまう」という実感を伴う表現が目立つ傾向にある。

また、睡眠トラブルに関する記述も多く、うつ状態の前兆として「眠れない」「睡眠が浅くなる」「過眠になる」など、睡眠リズムの乱れが引き金となる場合があると感じている人が一定数いた。これは実際に、気分障害と睡眠障害の関連が広く言及されている点とも一致する。

「ストレス・トラブル」のカテゴリでは、人間関係や仕事の問題、予期せぬ出来事への反応として「うつになる」との記述が見られた。「喧嘩のあと」「トラブルがあった日」「嫌なことを言われた」などの記述が示すように、外的ストレスが気分の急落と関連していると感じていることがうかがえる。

予定・イベント後も特徴的な傾向である。「大きな予定が終わったあと」「イベントが終わったら何も手につかなくなる」など、達成感の後に訪れる“空虚感”や“燃え尽き”が、うつ状態の前兆として挙げられていた。これは高揚感や緊張が続いた後の反動として、無力感を覚える構図に似ている。

気温・季節変化は特に冬季や低気圧、気温差と関連して「うつになることが多い」との表現が見られた。いわゆる季節性うつとの関係を自覚的に言及している人もおり、「冬が怖い」「寒くなると調子が悪くなる」などの記述がある。

最後に、「自責・自己否定」のカテゴリでは、「自分を責めてしまう」「虚無感」「無価値に感じる」といった記述があり、内面的な思考パターンとしてうつ状態に至る兆候を感じている人がいた。これは思考のくせが症状の前兆として作用する可能性を示唆している。

このように、「うつ状態の前兆」には複数の共通パターンがあり、個人差はあるものの、心身の負荷や日常の変化が引き金となっていることが多いと考えられる。今後、このような情報を活かしてセルフモニタリングや予防的な対処に繋げることが期待される。

データの学びと活用方法の提案

このアンケートに寄せられた177名の方の声には、とてもリアルで、時に胸を打つような言葉がたくさん詰まっていました。「うつ状態になる前って、どんな感じですか?」という問いかけに対して、「躁状態が終わったあとにドンと落ちる」「眠れなくなる」「予定が終わると空虚になる」と、まさに“日々の小さな変化”に敏感に気づいている様子が伝わってきます。

きっと、これを読んでいるあなたも、「ああ、私にもそんなことあるな」と思われたかもしれません。前兆に気づくことって、簡単そうで意外と難しいですよね。つい、「忙しかったから」「たまたまだろう」と流してしまうことも。でも、こうやってみんなの声を集めてみると、「これって、もしかして前ぶれだったのかも」と思えるヒントが隠れているように感じます。

今回のデータを通して、一番お伝えしたいのは自分なりのサインを見つけてあげる大切さです。例えば、「眠れない日が3日続いたら、ちょっと立ち止まる」「予定を詰めすぎないように意識する」「楽しいイベントのあとこそ、休む時間を確保する」——そんなふうに、自分のペースを見つけることが、うつ状態に入るのを“少しでも緩やかにする”一歩につながるかもしれません。

誰かと比べる必要はありません。同じ病名でも、感じ方も、波の形も、人それぞれです。だからこそ、「自分はこうなりやすいかも」という傾向に目を向けてあげることが、自分自身への大きな優しさになると思うのです。

また、「前兆かもしれない」と思ったときに、すぐに誰かに話せる環境があるといいですよね身近な人に伝えるのが難しければ、日記に書いたり、カレンダーにメモするのも一つの方法です。言葉にすることで、自分の中にあったもやもやが少し整理されていくこともあると思います。

このアンケートは、どこかで同じように不安を感じている誰かが「自分だけじゃないんだ」と思える小さな光になれたら、という思いで集められたものです。あなたの中にも、きっと“気づく力”があるはず。もし今、少しだけ気分が沈みがちだと感じていたら、自分の前兆パターンに、そっと目を向けてみてください。

登場した用語の一般的な解説

1. 「躁状態のあとにうつになる」

双極性障害では、躁状態(気分が高揚し、活動的になる期間)と、うつ状態(気分が落ち込み無気力になる期間)が交互に現れることがあると言われています。多くの方が「躁状態が終わったあとの落ち込み」を経験しているように、その反動が前兆の一つとして感じられる傾向があるようです。特に、過活動や睡眠不足を伴うような強い躁の後ほど、エネルギーが尽きるようにうつ状態に入るケースがあるとも言われています。

2. 「過労・頑張りすぎ」

心身に過度な負担がかかった後に、気分が落ち込む傾向があると感じる人は少なくないようです。「頑張りすぎたあと」「仕事を詰めすぎたあと」に不調が出るという報告も多く見られました。これは、エネルギーの使いすぎによる“反動”という見方や、ストレスホルモンの影響と関係があるとも考えられています。

3. 「睡眠トラブル」

うつ状態の前触れとして、「眠れない」「眠りが浅くなる」「過眠になる」などの睡眠リズムの乱れを挙げる人も多くいました。双極性障害のうつ状態は、一般的に睡眠の変化と強く関連する傾向があると言われており、寝つきや夜中の覚醒などが日常生活の質に大きく影響を及ぼすことがあります。

4. 「ストレス・対人トラブル」

ストレスや人間関係の衝突、家庭や職場でのトラブルをきっかけに気分が落ち込むことがあるという声も多く見られました。こうした外的な要因は心理的な負担になりやすく、気分の安定を揺るがすきっかけになり得ると一般的に言われています。

5. 「予定やイベントの終了後」

「大きな行事やイベントが終わったあとに虚無感を覚える」といった表現もよく見られました。これは“達成後の反動”や“燃え尽き症候群”と呼ばれることもあり、緊張が解けたことで心身の疲労が一気に表面化する傾向があるとされています。

6. 「気温や季節の変化」

「寒くなると気分が落ちる」「低気圧の日は動けない」など、気候や季節に影響されるという声も一定数ありました。季節性うつ(SAD)という概念も存在し、特に冬季には日照時間の減少が気分に影響を与えるといった説が知られています。

7. 「自責・自己否定の思考」

「自分を責めるようになったとき」「無価値に感じるときに前兆を感じる」など、内面での思考の変化がうつ状態の予兆であると感じる人もいました。ネガティブな自動思考が強まり、それに引きずられるように気分が落ち込む傾向があるという見方もあります。

お知らせ

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今後も引き続き双極性障害の方を中心にアンケート・体験談の回収を行なっております。
また、躁うつ塾は、双極性障害を始めとし、精神疾患者向けのサービス構築に励んでまいります。

この記事をご覧になられている方の中に、

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②うつ病の方
③診断はされていないが気分の波がある方
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本記事の内容は、医療行為を目的としたものではありません。記載されている情報は、双極性障害を抱える方々のアンケート結果をもとにした個人的な意見・感想・分類の試みであり、医学的な診断・治療の代わりにはなりません。

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